2007年6月17日

[misc]UMTP L2試験

UMTP L2試験を受験してきました。普段、UMLを使っていることもあり、あまり事前に勉強しなかったのですが、これが大失敗。かろうじて合格できたものの、ほとんどの時間を使い切るうえ、出来も悪いというかなり情けないことになってしまいました。反省と今後の受験者の為に、4つのアドバイスを残して置こうと思います。

1.UP(Unified Process)を学習せよ
UMLの試験とはいえ、UMLに関する問題だけではなく、L2では分析や設計に関わる問題を中心に主題されます。そのため、プロセスに関する問題が1割から、2割程度出題されます。また、プロセスに関する問題は、基本的に単純な選択問題になるため、Unified Processを知っていると、かなり有利になります。

2.回答数の多い問題は後回し
この試験は、回答ごとに採点されず、問いごとに採点されようです。つまり、10カ所回答する問いと1カ所回答する問いでは、同じ1問としてカウントされるようです。つまり、回答する箇所が多い問題では、すべて正解しないと、不正解としてカウントされてしまう、と。であれば、回答数の多い問題を最初で解くよりも、後でじっくりと解いた方がよいというわけです。

3.図を使う問題は、メモをとれ
UMTP L1試験を受験した方ならご存知でしょうが、この試験のシステムはかなり使いにくいです。複数の図から、正しい図を選択するような問題では、図を確認するためにいちいちタブを切り替える必要があります。そのため、簡単に図どおしを比較することができません。試験時に配られるホワイトボードにメモを取りましょう。試験官に申し込めば2、3枚もらえるはずです。

4.対策本の模擬試験はやっておくべし
翔泳社から、L2試験の対策本が出版されています。この対策本の最後に模擬試験があるのですが、この模擬試験をやって傾向と時間をざっくりとつかんでください。感覚としては、この問題よりも少し難しいぐらいの問題が出題されるようです。


"UMLモデリング教科書 UMLモデリングL2"

後の受験者に参考になれば、幸いです。
# 偉そうに書きましたが、僕の点数は結局66点でしたorz



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